雁のはなし
2008年10月23日 (木)
この前の日曜日NYセントラルパークの池で、雁の群れを見ました。もっと前から到着していたのかもしれませんが、私にとっては今年初めて見る群れでした。カギ型になったり一本の棒になったりしながら上空を旋回した後、バラバラと着水しました。
以前、「落雁」という和菓子は、食べる時ポロポロとこぼれおちる様が、雁の着水に似ているからその名前がついたと聞かされたことがありますが、調べてみると、「お菓子の表面に黒胡麻が点々とついている様を雁に見立てた」とか様々な説があるようです。
その時見た群れの写真をお見せしたいのですが、ジョギング中だったので、カメラを持っていませんでした。今度トライしたいと思います。
それにしても渡り鳥には、見る者に思わず畏敬の念を起こさせる力がありますね。中国の故事で、雁の脚に懐かしい人への手紙をつけて離したという話を聞いたことがありますが、それがうなずけるような気がします。
昔、初冬の季節、北海道の石狩川の岸辺を歩いたことがあります。空を見上げると、それこそ次から次にという感じで、雁の群れが南下してきていました。ひとつの群れを見終わると、その同じ視野の中に、また別の群れがフレームインしてくるのです。
彼等のめざす先は、石狩川流域にある宮島沼(美唄市)でした。宮島沼は世界最大の雁の集結地で、「もしそこで伝染病でも起きたら、雁のある種は壊滅的な被害を受けるだろう」と言われているほどの密集振りです。
冬の明け方、私は鳥の好きな人に沼へ連れていってもらったことがありますが、深夜、外敵を恐れて沼の真ん中に固まっていた大群は、夜明け近くになると徐々に広がりを見せ始め、それが夜明けとともにすさまじい勢いで飛び立っていきました。鳥にも気の早い奴やスローモーな連中がいて、一足早く飛び出すのもいれば、みんなが出発した後おもむろに出かける鳥もいました。
あの飛び立ちの時の地響きのような音は、今も耳の底に残っています。
以前、「落雁」という和菓子は、食べる時ポロポロとこぼれおちる様が、雁の着水に似ているからその名前がついたと聞かされたことがありますが、調べてみると、「お菓子の表面に黒胡麻が点々とついている様を雁に見立てた」とか様々な説があるようです。
その時見た群れの写真をお見せしたいのですが、ジョギング中だったので、カメラを持っていませんでした。今度トライしたいと思います。
それにしても渡り鳥には、見る者に思わず畏敬の念を起こさせる力がありますね。中国の故事で、雁の脚に懐かしい人への手紙をつけて離したという話を聞いたことがありますが、それがうなずけるような気がします。
昔、初冬の季節、北海道の石狩川の岸辺を歩いたことがあります。空を見上げると、それこそ次から次にという感じで、雁の群れが南下してきていました。ひとつの群れを見終わると、その同じ視野の中に、また別の群れがフレームインしてくるのです。
彼等のめざす先は、石狩川流域にある宮島沼(美唄市)でした。宮島沼は世界最大の雁の集結地で、「もしそこで伝染病でも起きたら、雁のある種は壊滅的な被害を受けるだろう」と言われているほどの密集振りです。
冬の明け方、私は鳥の好きな人に沼へ連れていってもらったことがありますが、深夜、外敵を恐れて沼の真ん中に固まっていた大群は、夜明け近くになると徐々に広がりを見せ始め、それが夜明けとともにすさまじい勢いで飛び立っていきました。鳥にも気の早い奴やスローモーな連中がいて、一足早く飛び出すのもいれば、みんなが出発した後おもむろに出かける鳥もいました。
あの飛び立ちの時の地響きのような音は、今も耳の底に残っています。

私は暮れに見かけたものですが、朝焼けの中の集団もさぞ美しいことでしょうね。
まるで曲芸のように鳥が群れを成して飛んでいく姿にはいつも見とれてしまいます。決して訓練を重ねてあのように群れるのではなく「本能として」身についているのでしょうね。ただし、動物世界も日本社会と同じように個々に「性格」というものがあるのでしょうね。(笑)
コメント有難うございました。励みになります。
雁の群れは、大都会の空で見るといちだんと心を動かされますね。昔、夕刻に東京・御茶ノ水駅のホームから見た時も感動しました。昼間東京湾にえさを取りに出ていた鳥たちが、皇居のお堀に帰って行くところでした。