箱根駅伝の思い出
2008年12月17日 (水)
来年1月10日(土)11日(日)の午後(東部)、箱根駅伝の総集編の放送を行なうことになりました。既に多くの方から、「本当に駅伝をやるのか」というお問い合わせや激励のメールを頂いています。
まことに有難く、この放送の言い出しっぺとして感無量です。
個人的にも箱根駅伝には色々な思い出があります。
小さい頃、父に連れられて権太坂や高島町のあたりで選手たちを応援したのが、箱根駅伝の最初の記憶です。当時は中央大学の全盛期で、中大OBだった父の影響で、私もCのマークを熱心に応援していました。
その後も横浜に住んでいた時は、戸塚や鶴見の中継所に足を運びました。選手が近づいてくると、ざわざわと空気と小旗が揺れ始め、歓声が一気に高まり、そしてあっという間に走り去っていく・・・。まさに一瞬の出来事ですが、選手たちからたしかに力をもらったような気がしました。ランナーというのは本当に速いんですよ。
「応援追っかけ」をする人も少なくないらしく、小田急電鉄は新宿ー箱根間の「追っかけ切符」というのを発行していました。また、観戦を終えてJRの戸塚駅から横須賀線に乗ると、次の鶴見中継所に向かうらしい応援団や補欠・サポートの選手たちと一緒になることもありました。本番に出られなかった選手たちはさぞ悔しかったでしょうが、そうした表情を見せない明るさに打たれました。監督は当日のメンバー変更をよく行いますが、私がその立場だったら、とてもそんなことは出来ないだろうと思います。
長距離ランナー育成を目的としてはじまったこの駅伝が、かえって選手たちの将来性をつぶしている、という批判もあるようです。でも、それは仕方ない面もあるのではないでしょうか。甲子園を目指している高校生に、「今そんなに練習したら、将来大学やプロ野球に入った時ダメになっているよ」と言っても、彼等は聞く耳を持たないでしょうし、そんなことは言われたくもないでしょう。
箱根駅伝の選手たちを見るたび、その一瞬に人生のすべてを賭ける潔さと美しさに打たれます。「問題先送り人生」で生きてきた自分だから、特に感動が深いのかもしれません。
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