サンタさんはひとりで仕事ができる・・・

K

2008年12月22日 (月)

NY証券取引所.jpg クリスマス直前。皆様何かとお忙しい季節でしょう。テレビジャパンからすぐ近くのウォール街は、証券取引所は美しく飾れられてはいるものの、いまひとつ元気がありません。

 ブロードウェーとウォール街のぶつかるあたりには、毎年救世軍が出て募金箱が置かれますが、寄付をする人の数はそんなに多くはなさそうです。

 私は毎朝その箱の前を通って通勤するのですが、寄付をするタイミングにいつも迷ってしまいます。12月のアタマ、箱が置かれてすぐにお金を入れて、その後1ヶ月近く「もう寄付しました」という感じで通り過ぎるのも厭だし、あんまりクリスマス直前までしないのも気色悪いし・・・。

 このあたり、如何にも日本人的な感覚ですね。欧米人にとっての信仰とは「主と自分の一対一の関係」だと言われます。寄付だってそれに似たところがあるんでしょうから、自分が納得してすればいいだけの話なのですが。

 

 ところで先日新聞で、「サンタさんはひとりで仕事ができる」という記事を読み、ちょっとショックを受けました。アメリカの郵便局にはこの季節、恵まれない子どもたちから「サンタさん、こんなプレゼントがほしい」という手紙がたくさん届きます。これまで、郵便局はそれを一般の人たちに公開し、市民は子どもたちに匿名でプレゼントを贈る、ということを行なってきました。それが今年は中止になったというのです。

 中止の理由は、プレゼントを贈りたいと申し出た人の中に、児童に対する性的犯罪の前歴を持った人間がいることが判明したからなのだそうです。その結果、郵便局の中には「サンタさんはひとりで仕事ができる」という張り紙が掲示され、子どもたちからの手紙は公開しないことが一般に通知されたのだそうです。

 犯罪者がからんでくる可能性があるとなれば、郵便会社としてはそうした措置を取らざるをえなかったのかもしれませんが、何やら悲しい話ではあります。毎年この時期は、アメリカ人が本来持っている助け合いや思いやりの気持が素直に発揮される季節でしょうが、そうした精神の発露もなかなか難しくなってきているのかもしれません。

 

 

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郵便局で検索してみました。ブログなんか結構あります。気になるものだけ記録してお... 続きを読む

コメント(2)

サンタプログラムは再開されたようです。
http://www.nytimes.com/2008/12/21/nyregion/21santa.html

貴重な情報を有難うございました。フォローが足りず、申訳ありません。子どもさんたちが喜んでくれるかたちになれば、と切に願います。

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