まもなく阪神・淡路大震災の日

K

2009年1月15日 (木)

 まもなく阪神・淡路大震災から14年目の日を迎えます。亡くなられた方々、被害にあわれた方々のご冥福とご平安を、あらためて心からお祈り申し上げます。

 

 私は「あの日」の後、東京から現場に入りましたが、その惨状を前に本当に言葉が出ませんでした。災害の状況を伝えようとする時、テレビは点として存在している被災現場を複数映像取材し、それを編集して被害の全体像を示そうとしますが、あの大震災においては、そういった取材と編集の常道がまったく無力でした。被害があまりに大きすぎるのです。妙な表現になりますが、テレビの伝える映像より現場の方が何倍、何十倍もすさまじいという体験は、放送屋として初めての体験でした。 

 その後大阪に勤務することになり、震災とはさらに深く付き合うことになりました。

 

 震災に関する記憶にはキリがありませんが、いつも思い出すのは、神戸の華僑の方から聞いた「患難知交」という言葉です。「苦しい時にこそ人間同士の本当の結びつきは生まれる」という意味でしょうか。別のところで聴いた「人間の真価は苦しい時にこそ顕れる」という言葉とあわせ、よく思い出します。

 北米にも関西ご出身の方、そこにご親戚・ご友人をお持ちの方が多いことと思います。最後にあらためて心から哀悼の意を表します。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://blog.tvjapan.net/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/149

コメントする