「情熱トークUSA」2月 松木史さん

スタジオ

2009年3月 2日 (月)

 2月の「情熱トークUSA- サイコセラピスト 松木史さんの放送をご覧になった視聴者 の方々から、このブログにも感想のコメントを頂いています。有難うございます。皆さん自身が経験された海外生活での苦労を思い出しながら、日本人が抱える「心の問題」を語る松木さんのお話に共感して下さったようです。本当に海外で暮らし始めると、言葉の壁や習慣の違いを始め、さまざまな問題にぶつかるものですね。そして、それは誰もが必ず一度は経験する事だと思います。

 

 私もそうでした。

 

 夫の仕事の都合でアメリカ、ニューヨークに越してきたのは息子が生後7ケ月の時。知り合いが一人もいなかった上に、今のようにインターネットで簡単に情報を入手出来る時代でもなく、日本から持ってきたガイドブックを頼りに、街を歩き、買い物をする、文字通り手探りの状態から生活を始めました。

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 しかし英語がうまく通じない私は、次第に人と接するのを避けるようになり、家の中で子供と過ごすだけの毎日を送るようになっていったのです。生来社交的であった私が一転して内向的になり、長い間閉じこもっていたという経験があります。

 

 そんな私を連れ出してくれたのは、下の階に住むアパートの大家さん。一歩も外に出ようとしない私を心配して、地域のコミュニティーセンターに連れて行ってくれたのです。そこには母親たちが子供を遊ばせる場所やアクティビティーのクラスがあり、子育てのサポートグループも運営されていました。

 

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他に行くところもなかった私はそれから毎日子供を連れてセンターに通い、生活は少しずつ変わっていきました。徐々に友達が出来、知り合いが増えるにつれて、自分も地域の一員なのだ、という気持ちが芽生えていったのです。誕生日パーティーやサンクスギビングなど、様々な行事にも招待されるようになっていきました。とても嬉しかったのをおぼえています。

 

もしあの時、外に連れ出してくれる人がいなかったら、私はどうなっていたでしょう。今こうして、アメリカで充実した毎日を過ごしている自分を振り返るたび、周りの人々に助けられてきた沢山の出来事を思い出します。その全てに心から感謝しています。人々の暖かい思いやりは本当に有り難いものでした。そして、「次は自分が恩返しをさせて戴く番だ」と心がけながら毎日を過ごしています。

 

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松木さんがおっしゃっていた「お互いが助け合う」ことは、本当に大切なのだとしみじみ思うこの頃です。

 

 野村美由紀(キャスター)

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