2009年7月 6日 (月)
冷蔵庫という「職場」をどうマネージしていくか、限られた「戦力」とスペースを最大限活用していくにはどうしたらいいかという問題は、昼間の組織のあり方にも通じるところがある。
まず、職場も冷蔵庫もそこにある「戦力」を最大限活用することを考えなければならない。駒数やパワーが足りないからといって、安易に外部から「新人」を引っ張ってきてばかりいては、現在そこにいる者はくさってしまう。野球の巨人のようなものだ。
また基本的にはseniority systemを採るにしても、時には大胆な抜擢人事も行わなければならない。
で、現有戦力に最大限力を発揮してもらおうとするのだが、どうも自己主張に欠ける輩がいる。ベーコン君やジャガイモ君は誰とでもうまくあわせてくれて有難い存在だが、いまいち自己主張が弱い。
「ベーコン君!君は誰とでもうまくやってくれて感謝している。でもそろそろ、『自分はこれをしたい。これは自分にしか出来ない』というアピールをもっとしてもいい時期じゃないかな。ジャガイモ君!君も他人事みたいに聞いてじゃ駄目だ」などと言ったりする。
だがベーコン君やジャガイモ君からは、「便利に使っておいて、『僕には個性がない』って評価なんですか」などと逆襲されて、オロオロしてしまうこともある。
トーフ君に声を掛けると、「また僕ですかあ」という答が帰ってきたりする。彼には「仕事はいちばん忙しい人に頼めっていうじゃないか。頼まれているうちが花だよ。第一、納豆君を見てみなさい。毎日登板してたって、いつも楽しそうじゃないか」などと言って聞かせる。
職場でもよくあることだが(テレビジャパンではありません!)、積極的に自己主張をしない存在に限って、自分に声がかからないとふくれてしまいがちだ。そんなことが起きないよう気を配る。
ほうれんそう君は力があるくせに、本番になると萎縮してしまうところがある。彼にはいつも「自信を持てよ」と言って励ましている。
お米は炊いても一回で食べきれないことが多く、炊いたばかりのご飯をすぐに冷凍保存してしまうこともある。そんな時、白米君からは「あなたは僕のいちばんいいところを見ているんですか」などというクレームも出るが、「君のいちばん良いところは僕が全部知っているよ。ただ今日のところは勘弁してくれ」などと言ってから、冷凍庫に異動してもらう。
ホント、大の男がブツブツ言いながら何をやっているんだろう、端から見ればさぞおかしな光景だろうなと思いながら、夜の部の管理職業務に精励している。
