江差追分日本一

K

2009年9月15日 (火)

江差追分.jpg  毎年この時期になると、北海道の江差町で「江差追分全国大会」が開かれます。あの「かもめの~」で始まる民謡は、どなたも一度は耳にされたことがあると思います。

 

 江差町にある江差追分会館(写真)には、この1曲を歌うためだけに日本全国、全世界から何百人もの人たちが集まり、江差追分日本一の座を競います。今年は914日(金)から3日間の予定です。インターネットによる中継もありますので、ご興味のある方は是非ご覧下さい。

 全員歌うのは「江差追分」1曲だけですが、歌い手によってこうも違うかと感じさせられるくらい印象が異なるのです。まさに、江差追分にはその人の人生が聴こえる気がします。

 

 私は北海道にいた時、優勝した20台の女性の方のお話を伺ったことがあります。その人は実力十分で、毎年「今年こそ日本一間違いなし」と言われながら、アガるせいもあって、毎年苦杯をなめていました。念願の優勝を果たした彼女に、私は「これからはゆっくり歌えますね」と声を掛けました。

 

 その時、彼女から返ってきた言葉が忘れられません。「これから私の歌を聞く方は、私の歌を日本一だと思ってお聴きになるのですから、これまで以上に緊張します」

 何という立派な言葉だろう、と問うた自分が恥ずかしくなりました。

 

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