2009年10月27日 (火)
10月22日(木)に放送された情熱トークUSA 〜プリンストン日本語学校理事長カルダー淑子さん〜の放送にたくさんのメッセージが寄せられました!ご本人の承諾を得た上で、に紹介させていただきます。
継承という今までにない言語教育の考え方には正直驚かされました。
この学校で教育を受けた日本の文化と教養を身に付けた生徒たちが、日本を深く知るアメリカ人として将来活躍してくれれば頼もしい限りです。
カルダーさんの情熱が全米、全世界へと届き、日本という国の持つ文化を将来に継承してくれることを願うばかりです。
(IL州 高橋さん)
8歳になる息子と一緒に見ていたのですが、ちょうど私が抱えている問題にマッチしていたので、食い入るように見てしまいました。
私たちのような永住者にとって、子どもの日本語教育の為には継承語コースのような授業はとても必要だと感じます。もっと全国に普及することを願っています。
今度はアメリカの子供たちに向けた教育番組もぜひ放送してください。
カルダー理事長の教育にかける熱意が伝わってきて、楽しく拝見致しました。
(AL州 木一さん)
ご感想どうもありがとうございました。これからも情熱トークUSA、また他の番組へのご意見、ご感想お待ちしています。
2009年10月27日 (火)
心理学で「就眠儀式」という言葉を聞いたことがあります。眠りに就く前に行う、人それぞれの「きまり」のようなものです。例えば、お気に入りの縫いぐるみを必ずhugしてから床に入るとか、枕を3回回さなければ寝られないといった類のものです。
私は就眠儀式は特にないと思うのですが、「就走儀式」はあります。休日走りに出る時、必ず大さじ一杯のはちみつを舐めるのです。
何ではちみつかというと・・・。走る前は、おなかが痛くなると困ると思って、あまり食べ物を摂らないのですが、かと言って空腹ではバテてしまいます。それで軽く糖分を補給しておこうと考えるのですが、家の中にはお菓子を置いていません。そこで唯一ある甘いものであるはちみつを舐めるということになります。
もっとも「就走儀式」というのは口実で、単に甘いものを口にしたいだけということなのかもしれません。
2009年10月22日 (木)

ロックフェラーセンターのスケートリンクが、今年もオープンしました!
ニューヨークの冬の風物詩としては、クリスマスツリー点灯式と並んで有名と思われるのが、このアイスリンク。最初にオープンしたのは、今から73年も前なんだそうです。
この日、平日のわりにはたくさんの人が滑りに来ていました。
そしてまわりは、スケート観賞をしている人、写真に収めている人、さらにアイスリンクをバックに自分の写真を撮ってもらう人などで賑わっていて、「そろそろ本格的にホリデーシーズンだなぁ」と実感させられます。
11月から12月にかけて、ロックフェラーセンターや五番街のあたりは、買い物客や観光客であふれ、文字通り身動きが取れなくなることもあります。それでも、その賑わいぶりやイルミネーションの美しさを思い出すと、やはりホリデーシーズンが待ち遠しくなりました。
ニューヨーク近郊にお住まいの方、旅行される予定のある方は、クリスマスイルミネーションでライトアップされたこのスケートリンクに滑りに来てみてはいかがでしょうか?
2009年10月20日 (火)

好きな食べ物のことを聞かれ、「たらこ」と言って笑われたことがあります。でも好きなものは好きで、朝トーストに塗って食べたりもします。マーガリンやバターとの相性も最高です。
ただ困るのは、アメリカのたらこが辛すぎることです。アメリカ人は塩辛いのが平気なのか、レストランでも、日本人には辛すぎる料理にさらに塩を振りかけて食べている姿を見かけます。
そういえば昔、日本で米国人から「日本のマヨネーズはなんであんなにしょっぱいんだ」と言われて、驚いたことがあります。逆に私にとっては、アメリカのマヨネーズは甘すぎるのが多いのですが。
2009年10月18日 (日)
授業が終わったばかりの生徒たちが手にしているのは、授業で使った手作りのお相撲あれこれ。相撲の歴史や土俵について、力士が何を食べているかなど、詳しくまとめられています。私は今回初めて日本語補習校に伺い様子を拝見しましたが、驚きや発見がたくさんありました。

まず思っていた以上に、日本語の授業には工夫が必要なんだとわかりました。家庭以外は、英語の生活時間が長いわけですから、簡単に切り換えるのは難しいことです。
また教科書に出てくる日本の生活や環境はアメリカと違うので、言葉を習う以前に、その知識が必要になってくること。先生は英語と日本語どちらも使いながら、背景やプラスアルファを説明していました。
文化比較を取り入れたり、ベトナム戦争に行ったアメリカ人と広島の被爆者にそれぞれお話を伺う機会を設けたりなど、こちらで学ぶことを生かした授業内容は素晴らしいと思いました。外国で学ぶこども達は大変でしょうが、現地校と補習校と二つの特徴ある学び舎を経験できて、少しうらやましくも思いました。
カルダーさんは、いつも先生や親御さんなど周りの声にも耳を傾けながら子ども達の将来に何が一番大切かを考えていらっしゃる素敵な先生です。
お子さんを持つ親御さんはどなたでも、子供の言葉やアイデンティティーに関するお悩みをお感じになることがあると思います。今週の情熱トークをぜひご覧ください。
聞き手 沼田靖子
「情熱トークUSA 〜プリンストン日本語学校理事長 カルダー淑子さん〜」
本放送 10月22日(木) 午後10:43(ET) 午後7:43(PT)
2009年10月15日 (木)

こんにちは、番組制作部です。最近急に寒くなってきましたね。風邪には気を付けて下さい。
さて、今回の情熱トークUSAのゲストはニュージャージー州にあるプリンストン日本語学校理事長のカルダー淑子さんです。カルダーさんは補習校で、アメリカ在住期間の長い子どもたちのための「継承日本語教育」コース開設の道を切り開かれた方です。
今年3月には、その業績を認められニューヨーク総領事館で「在外公館長表彰」を受賞されました。
「継承日本語教育」とはどのような教育なのでしょうか?アメリカで日本語教育の充実に貢献されてきたカルダーさんの情熱を伺います。どうぞお楽しみに!
「情熱トークUSA 〜プリンストン日本語学校理事長 カルダー淑子さん〜」
本放送 10月22日 (木)
午後10:43(ET)
午後 7:43(PT)
2009年10月13日 (火)
週末、NYの総領事館に行って選挙の投票をしてきました。
「エッ、今選挙なんてあったっけ」とお思いの方も多いでしょう。かく言う私自身、総領事館からメールで案内が来るまで、選挙があるなんて思ってもいませんでした。選挙とは、以前に住んでいた神奈川県で行われる参議院議員の補欠選挙のことだったのです。
今回、日本では静岡と神奈川のふたつの県で補欠選挙が行われることになり、在外選挙権を持った人はその選挙の投票が出来たというわけです。
私はNYに暮らすようになってすぐに在外選挙権の登録を済ませましたが、選挙というと衆議院の総選挙や参議院選挙というイメージがあって、補欠選挙のことは全く頭にありませんでした。今回あらためて、在外選挙制度の複雑さと、それを維持するためのコストと手間の大きさを痛感しました。
チャーチルに、「民主主義とは大した制度ではない。他のどんな政治制度よりもマシなだけだ」という意味の有名な言葉があります。他よりマシな政治制度を維持するために国外でもこれだけの金と努力を費やしているのですから、在外選挙という制度を使わなければソンじゃないか、という気が強くします。

2009年10月12日 (月)
先週金曜の朝、会社でオバマ大統領ノーベル平和賞受賞のニュースを聞き、仕事を終えて家に帰ると、そのオバマ氏からeメールが届いていました。
『差出人:President Barack Obama』
というのはこれ、BarackObama.comというウェブサイトから不定期で送られてくる、eメールニュースレターなんです(同ウェブサイトからサインアップできます)。

もともと去年の大統領選挙のキャンペーン用サイトだったので、選挙前に比べると数は減りましたが、ときどきこんなふうにメールが届きます。
ニュースレターやメルマガの登録ができるウェブサイトはたくさんありますが(もちろんテレビジャパンも!)、それが大統領本人の名前で届くと、それだけでなんとなく、よりパーソナル感が出てきますよね。
以前、友人が私のメールボックスを覗いて、「なんでオバマからメールが来てるの〜!?」と驚いて(笑って?)ました。差出人は、毎回オバマ大統領というわけではなく、内容によって、バイデン副大統領だったりしますが、やっぱり本人の名前で送られてきます。
アメリカ人って、本来は一般大衆向けのものにパーソナルな感じを与えたり、近付き難いはずのトピックにエンターテイメント性を交えて親近感を与えたりするのが、すごく上手ですよね。ここはぜひ見習いたい部分です☆
ちなみに、そのニュースレターは「Friend --」の宛名から始まり、「この賞は、私たちが21世紀の課題に立ち向かうための呼び掛けだと受け止めている」というようなことが書いてありました。
(写真はbarackobama.comのウェブサイト/source: www.quarkbase.com/barackobama.com)
2009年10月 6日 (火)
向田邦子さんのこんな随筆を読んだことがあります。
外国のホテルで枕元のラジオをひねったら、日本でずっと聴いてきたクラシックの名曲が流れてきた。それを耳にして、『ああ、自分の学んできたことは間違いじゃなかったんだ』と思った」というのです。
凝縮しきった向田さんの随筆のエッセンスを伝えるのはとても出来ない芸当ですが、「間違ってなかった」というのは、「自分が吸収してきた西洋の文物は、当たり前のことながら現地にちゃんと存在していた」という意味だったと思います。私は向田さんよりずっと若い世代の人間ですが、その感覚は分かるような気がします。
先日、大きな失敗をして落ち込んでいるアメリカ人の友人を励ましたことがあります。その時、最後に私はこんな言葉を口にしました。
'I would rather be wrong with Plato than be right with Horatio."(ホラティウスとともに正しくあるよりプラトンとともに誤った方がましだ) 「どんなことがあっても君の味方だよ」という意味で言ったつもりなのですが、友人はキョトンとしたままでした。
この文句は中学の時だったか、何かの本で読んでからずっと記憶に残っていたのです。何十年後にやってくるこの時のために覚えていたのかもしれません。それが空振り三振とは・・・。友人には失礼な話ですが、「それはないよなあ」と言いたいところでした。実際、English speaking people は上のような表現を使うものなのでしょうか。
(写真は左プラトン、右ホラティウス)