フェルメール大集合
2009年11月14日 (土)
2009年は、イギリス人ヘンリー・ハドソンがオランダの支援を受けて、マンハッタン島を探検してから400年にあたることから、ニューヨークではNYとオランダとのつながりを示すいくつものイベントが開かれています。
そのひとつが、オランダからメトロポリタン美術館(MET)に貸し出されてきたフェルメールの名画『牛乳を注ぐ女性』の展示です。
この絵ひとつだけでも素晴らしいのですが、会場にはMETの所蔵している5点のフェルメールがすべて掲げられています。フェルメールの作品と確認されているものは、世界中で30数点だけしかないそうですから、そのうちの約6分の1をここで見られるという贅沢な展示です。
MET所有の5点の他に、同じNYのフリック・コレクションやワシントンのナショナル・ギャラリーが持っているものをあわせれば、アメリカはフェルメールの作品の実に3分の1を持っていることになります。
400年前の17世紀前半は、世界史の中で「オランダの世紀」と呼ばれるオランダの全盛時代ですが、そこで描かれた名品の多くが今ここにあることを思うと、世界史における富の変遷ということを実感せざるをえませんでした。

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