オキーフの抽象画展
2009年12月20日 (日)
館の案内には、「オキーフというと、風景や花や動物の骨などの作品が有名で、抽象画のことはあまり知られていないだろう」と書かれていました。
しかし、彼女の画は具象であっても抽象性、観念性の高いものばかりですから、今回の展覧会でも「特に抽象画を見た」という印象はありませんでした。
作品はどれも迫力に満ちたもので、会場に掲げられていた「物の本質を伝えるのは言葉ではなく、かたちと色彩だ」という彼女の言葉が自ずと首肯されました。
本当に、自分の信じる道をひたすら歩み続けた人なのだな、ということを感じさせられます。
この「自分を信じる」というのは素晴らしいことで、特に芸術家にとっては絶対に欠かせない資質でしょう。
ただ日常の世界を眺めると、最近では、自己評価だけが高く、自分が認められないと、「自分を認めない周りが悪い」と攻撃的になる若い人も多く、「このあたり難しいところだ」などと現実的なこともつい考えてしまいました。

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