第5交響曲

K

2010年3月31日 (水)

499px-Beethoven.jpg   先日のこの欄でベートーヴェンの第5交響曲のことに触れたら、何人もの方が「自分もベートーヴェンをずっと聴いているんだ」と、声を掛けて下さいました。中には「ベートーヴェンは自分の悩みを正当化するからねえ」と、訳の分からない(?)感想を口にされた方もいました。

 

 人を好きになることに理由はないように、どんな作曲家に惹かれるかといったことにも理屈はないのでしょう。ただ、私がベートーヴェンを好きになったわけをあえて挙げれば、彼が間違いなく努力型の天才だったこと、その音楽は構成がはっきりしており、隅々まで緊張感が漲っていることなどでしょうか。

 

 ベートーヴェンの音楽の持つ緊張感について、こんなな話を聞いたことががあります。

 

 19416月、ヒトラーのナチスドイツが独ソ不可侵条約を破って、突如ソ連に侵攻した時のこと。緊急ニュースに続いて、ドイツのラジオが放送したのはこの5番だったのだそうです。そして、ソ連側のモスクワ放送が開戦の第一報を速報したあと流したのも、同じこの第5番でした。今戦っているその相手国の音楽を!

 

それだけの重い瞬間を支えられると考えられた音楽は、誰が考えてもこの第5交響曲しかなかったということなのでしょう。ベートーヴェンにとっては迷惑千万な話でしょうが、こんなエピソードもこの曲の魅力と魔力を語ってくれるようです。

 

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コメント(2)

本日、河村さんの退職をメールで知りました。TVジャパンクラブのショートストーリーを本当に、本当に楽しんで読んでいましたのでとても残念です。が、人生に転機はつきものです。今後の益々のご活躍をお祈り申し上げます。すばらしいストーリーをこれまでありがとうございました!

シライシ様
有難いメールを本当にありがとうございました。
今、名古屋大学大学院国際言語文化研究科というところから打っています。
今日大学は入学式。若者たちが晴れやかな表情で、満開の桜の下を闊歩しています。
私も大学1年生。彼等に負けないように努めたいと思います。
この場を借りまして、ご支援に心から感謝申し上げます。
頑張りましょう!!
4・5・10 河村雅隆 拝

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