2009年10月12日 (月)

  先週金曜の朝、会社でオバマ大統領ノーベル平和賞受賞のニュースを聞き、仕事を終えて家に帰ると、そのオバマ氏からeメールが届いていました。

  『差出人:President Barack Obama』



  というのはこれ、BarackObama.comというウェブサイトから不定期で送られてくる、eメールニュースレターなんです(同ウェブサイトからサインアップできます)。

  もともと去年の大統領選挙のキャンペーン用サイトだったので、選挙前に比べると数は減りましたが、ときどきこんなふうにメールが届きます。

  ニュースレターやメルマガの登録ができるウェブサイトはたくさんありますが(もちろんテレビジャパンも!)、それが大統領本人の名前で届くと、それだけでなんとなく、よりパーソナル感が出てきますよね。

 

  以前、友人が私のメールボックスを覗いて、「なんでオバマからメールが来てるの〜!?」と驚いて(笑って?)ました。差出人は、毎回オバマ大統領というわけではなく、内容によって、バイデン副大統領だったりしますが、やっぱり本人の名前で送られてきます。



  アメリカ人って、本来は一般大衆向けのものにパーソナルな感じを与えたり、近付き難いはずのトピックにエンターテイメント性を交えて親近感を与えたりするのが、すごく上手ですよね。ここはぜひ見習いたい部分です☆


  ちなみに、そのニュースレターは「Friend --」の宛名から始まり、「この賞は、私たちが21世紀の課題に立ち向かうための呼び掛けだと受け止めている」というようなことが書いてありました。

(写真はbarackobama.comのウェブサイト/source: www.quarkbase.com/barackobama.com

2009年10月 6日 (火)

   向田邦子さんのこんな随筆を読んだことがあります。

 

プラトンとホラティウス.JPG  外国のホテルで枕元のラジオをひねったら、日本でずっと聴いてきたクラシックの名曲が流れてきた。それを耳にして、『ああ、自分の学んできたことは間違いじゃなかったんだ』と思った」というのです。

 

 凝縮しきった向田さんの随筆のエッセンスを伝えるのはとても出来ない芸当ですが、「間違ってなかった」というのは、「自分が吸収してきた西洋の文物は、当たり前のことながら現地にちゃんと存在していた」という意味だったと思います。私は向田さんよりずっと若い世代の人間ですが、その感覚は分かるような気がします。

 

 先日、大きな失敗をして落ち込んでいるアメリカ人の友人を励ましたことがあります。その時、最後に私はこんな言葉を口にしました。

 

  'I would rather be  wrong with Plato than  be right with Horatio."(ホラティウスとともに正しくあるよりプラトンとともに誤った方がましだ) 「どんなことがあっても君の味方だよ」という意味で言ったつもりなのですが、友人はキョトンとしたままでした。

 

 この文句は中学の時だったか、何かの本で読んでからずっと記憶に残っていたのです。何十年後にやってくるこの時のために覚えていたのかもしれません。それが空振り三振とは・・・。友人には失礼な話ですが、「それはないよなあ」と言いたいところでした。実際、English speaking  people は上のような表現を使うものなのでしょうか。

 

(写真は左プラトン、右ホラティウス)

 

2009年9月30日 (水)

 

アニメ見本市会場.JPG     妖怪シンポ引き.JPG 妖怪シンポ3人.JPG ANIME展 水木氏.JPG ピンクのナース.JPG メイド姿3人.JPG アニメ展入口4人.JPG

 先日、NYマンハッタンのジャヴィッツ・コンベンションセンター(左上)で、日本のANIMEをテーマにした大フェスティバルが開かれました。アメリカでは、特に日本のアニメ作品をANIMEと呼んでいます。

 

 会場内は日本のアニメのキャラクターの服装を見につけた人たちが闊歩して、文字通りすごい熱気です。皆さん、「自分はこれが好き」という思いをストレートに表現していて、それがとっても気持ちいいんです。

 

  会場の一角では日本を代表する漫画家水木しげるさん(写真右列真ん中)の作品をもとに、日本の妖怪についてのディスカッションも行われました。

 テレビジャパンでは水木さんの代表作『ゲゲゲの鬼太郎』のアニメを放送中ですが、会場に来られた方の多くは、TVJでこの番組をご覧でした。

 

 パネリストのひとりで、水木さんの作品をアメリカ各地で紹介しているプロデューサーの池田美恵さんは、「水木さんの作られた作品や版画を通して、アメリカでも妖怪というものの認識がどんどん広まっている。妖怪とは単なるモンスターではなく、日本人の生活に溶け込んだ存在であることが理解されてきている」と話していました。

 

 テレビジャパンではこのANIMEフェスティバルの模様を、10月3日(土)放送の「テレビジャパンCLUB」でご紹介します。是非ご覧下さい。

 

 

 

 

2009年9月25日 (金)

 こんにちは。テレビジャパン営業部です。 

 先週末の9月19日と20日にアトランタで開催されましたJAPAN FESTにお邪魔しました!

 

 このJAPAN FESTはアメリカ南東部では最大の日系イベントで、両日あわせ、約2万人の方が訪れます。そして今年のテーマはずばり、"Cool Japan"。ファッション、アニメ、音楽、料理、テクノロジーなど、日本が誇れる文化や産物をアメリカの皆さんへ紹介していこう!というコンセプトです。

 

theme.jpg 

 展示品の中で一つ、とても目を引いたのがアザラシ型メンタルコミットロボットPAROです。

http://paro.jp/?page_id=241

 PAROは、"かわいい"や"心地良い"など、人からの主観的な評価を重視し、人との相互作用によって、人に楽しみや安らぎなどの精神的な働きかけを行うことを目的にしたロボットです。

 実際に、セラピーを目的に老人ホームや病院で既に導入されています。視覚、聴覚、触覚、運動感覚などがあり、また学習能力がありますので、手でなでてあげたり声をかけたりしてあげることで、違った反応を示すようになります。

 

japan fest.jpg もう一つ。今回のイベントではとてもうれしい出来事がありました。左の写真の沼田キャスターとお話されてるお二人。実は3年前にテレビジャパンのブースでお手伝いいただいた方です。

 

 この3年間、コンタクトはありませんでしたが、お会いした瞬間に「あ~っ!!」という感じでした。今年はブースでお手伝いいただくチャンスはありませんでしたが、テレビジャパンCLUBの一言メッセージに参加いた

だきました。お二人とも録画の準備をお忘れなく!

 

 皆様、これからもよろしくお願いいたします。

2009年9月22日 (火)

ジョギング.jpg  このところかなり気温が落ちてきました。猛暑の続いたアメリカ南西部、西部の皆様も、少しはホッとされておられることでしょう。

 

 テキサスにお住まいで、ジョギングがご趣味の方から、「夏の間は、早朝日が昇って暫くの間に家を出て走っていた。日が高くなると急に暑くなるし、かと言って陽の光を浴びないのでは運動する意味がないと思ったから」というお便りをいただきました。 

  9月も半ばをすぎて、ランニングを始める時間は大分遅くなったのではないでしょうか。

2009年9月17日 (木)

  噂に聞いていた、あの"人"があの"プロジェクット"で帰ってきました!
あの"人"とは、「オノ・ヨーコさん」。
そしてあの"プロジェクト"とは、「Plastic Ono Band」!
そうです、オノさんと今は亡きジョン・レノンさんが1969年に結成し、
"平和"というメッセージを音楽で表現したスーパーグループです。

300px-PlasticOnoBand.jpg

 名曲「Give Peace A Chance」(ポール・マッカートニーとジョン・レノンの共作なんです!)
は「Plastic Ono Band」のファーストシングル(アルバム「Live Peace in Toronto 1969」にも収録)。この歌の歌詞は英語がまだ理解できなっかった幼少時代の私の耳にも、
強く残ったことを覚えています。

 本当に願いを込めた歌は、世界の誰にでも届く!
これ本当です。

  あれから30年、時代が激変する世の中で、
オノさんは、どんなメッセージを私たちに伝えてくれるのでしょうか。
  過去への回帰ではなく、進行する現在形。楽しみです!
ちなみに、ジョンに代わって、新パートナーになるのは
息子のショーン・レノン。今回、プロデュースも手掛けています。

  ライブが見たい!!

番組制作部 山本
yoko-ono-plastic-ono-band.jpg

YOKO ONO PLASTIC ONO BAND『BETWEEN MY HEAD AND THE SKY

オノ・ヨーコ(Yoko Ono):vocals
ショーン・レノン(Sean Lennon):acoustic and electric guitars, piano, keyboards, bass, drums, percussion
小山田圭吾(Keigo "Cornelius" Oyamada):guitars, bass, Tenorion, programming, percussion
清水ひろたか(Hirotaka "Shimmy" Shimizu):guitars, percussion
あらきゆうこ(Yuko "mi-gu" Araki):drums, percussion
シャザード・イズマイリー(Shahzad Ismaily):guitars, bass, drums, percussion
本田ユカ(Yuka Honda):Pro-tools editing, sampler, e. piano, organ, percussion
マイケル・レオンハルト(Michael Leonhart):trumpet, vibraphone, percussion
エリック・フリードランダー(Erik Friedlander):cello
ダニエル・カーター(Daniel Carter):tenor saxophone, flute
インディゴ・ストリート(Indigo Street):guitar




2009年9月16日 (水)

キャスターの沼田靖子です。

アメリカでまったく豆腐が知られてなかった25年前に、雲田さんの人生をかけた戦いが始まりました。とても興味深く、元気をいただけるお話です。"私もアメリカでがんばるぞ!"そんな気持ちになれる今回の「情熱トークUSA」だと思います。

356.JPG


ちなみに放送には出てきませんが、豆腐の健康パワーは皆さんご存じですよね。乳がんの予防などにも効果があるといわれていますが、雲田さんは、"髪の毛にも良い効果があるのではないか!?"とおっしゃっていました。7人兄弟で現在、御髪がフサフサなのは、雲田さんだけだとか。豆腐は毎日、召し上がっていらっしゃるそうです。日本を代表する健康食品、私も日本にいる時より頻度高く、おいしく、いただいています。

明日の放送、ぜひお楽しみに!

2009年9月15日 (火)

こんにちは、番組制作ディレクター山本です。

「情熱トークUSA」放送を明日に控え、準備万端と言いたいところですが、
放送前は緊張するんです。
「何かの事故で放送が流れなかったらどうしよう」とか。
どの仕事でも、現場の緊張感ありますよね。

さて、今月のゲスト、雲田康夫さん(前 米国森永乳業社長)は
アメリカで豆腐を現場主義で売り続けてきた方。
自ら「豆腐バカ人生」と呼ぶ程、アメリカに来てからの25年間、
豆腐に明け暮れた毎日を送られてきました。

328.JPG


取材で訪れたのは、ロサンゼルス郊外に拠点を置く、
雲田さんが現在手掛けるこんにゃく製造会社「FREC USA」。
皆さんが、アメリカ/カナダで購入するこんにゃく製品のほとんどが
雲田さんの工場で作られています。
雲田さんは、コンニャクの他にも、日本食文化普及の事業に携わるなど、
様々なことをされていますが、やはり、現場主義の方。
工場の中でのコンニャクのお話から始まり、豆腐人生の全てを熱く
お話して頂きました!

329.JPG



今回、番組では「豆腐市場のないアメリカでどのように豆腐を売ってきたか?」
という点に加え、雲田さんを通して1人の駐在員としての生き方を捉えてみました。
テレビジャパンの視聴者の多くにも、駐在で来られている方も多いと思います。
日本とアメリカという2つの国の中で、どう考え実践にうつしていったのか?
皆様ご自身の境遇と照らし合わせながら、ご覧下さい。

「情熱トーク USA 〜Mr.TOFU 雲田康夫〜」
本放送 9月17日 (木)
             午後10:43(ET)
             午後 7:43(PT)
再放送 9月19日 (土)
    午後 2:33(ET)
             午前11:33(PT)





2009年9月15日 (火)

江差追分.jpg  毎年この時期になると、北海道の江差町で「江差追分全国大会」が開かれます。あの「かもめの~」で始まる民謡は、どなたも一度は耳にされたことがあると思います。

 

 江差町にある江差追分会館(写真)には、この1曲を歌うためだけに日本全国、全世界から何百人もの人たちが集まり、江差追分日本一の座を競います。今年は914日(金)から3日間の予定です。インターネットによる中継もありますので、ご興味のある方は是非ご覧下さい。

 全員歌うのは「江差追分」1曲だけですが、歌い手によってこうも違うかと感じさせられるくらい印象が異なるのです。まさに、江差追分にはその人の人生が聴こえる気がします。

 

 私は北海道にいた時、優勝した20台の女性の方のお話を伺ったことがあります。その人は実力十分で、毎年「今年こそ日本一間違いなし」と言われながら、アガるせいもあって、毎年苦杯をなめていました。念願の優勝を果たした彼女に、私は「これからはゆっくり歌えますね」と声を掛けました。

 

 その時、彼女から返ってきた言葉が忘れられません。「これから私の歌を聞く方は、私の歌を日本一だと思ってお聴きになるのですから、これまで以上に緊張します」

 何という立派な言葉だろう、と問うた自分が恥ずかしくなりました。

 

9/11~あの時、私たちは、、

カスタマーサービス

2009年9月10日 (木)

  あれから8年。あの日は、秋晴れの雲1つない青い空が広がり、とても爽やかな朝だったことを今でもはっきりと覚えています。。

 

  9/11から2週間後、私どもカスタマーサービスは、ウォール街にあるNYオフィスが、電話、インターネット回線が不通の状態が続いた為、ミッドタウンにある仮オフィスにて、臨時トールフリーを開設し、対応業務を再開しました。NHKからの伝送をそのまま放送し続けていて、電話もつながらない・・・ようやくテレビジャパンからの伝送が可能となり、状況を説明するスポットは出したものの、さぞクレームが多いだろうな、、と恐々しながら対応に出たものでした。

 

  しかし、実際に電話に出てみると、確かにクレームも受けましたが、それ以上に、励ましのお言葉をかけて頂いたり、その後も、続々と励ましのお電話や手紙、Eメールがたくさん寄せられました。まだ周囲は大変な状態で緊迫感が漂っている状況下で、不安な気持ちを抱えながらの再開でしたので、それがどれだけ私どもの心の支えになったか計り知れません。

 

   あの時ほど、お客様方の理解や支援を有り難く思ったことはありません。多くの支えがあったからこそ、苦境を乗り越えることができたのだと思っています。

 

  跡地には、記念塔や、オフィスビルの建築がはじまり、日々、変化が見られます。本当に恐ろしく大変な思いをしましたが、あの時に得た教訓は一生のもので、生涯忘れることはないでしょう。

 

 

 毎年、この日が来るたびに、気が引き締まり、改めて思うのです。

あの時と同じ場所で、同じ仕事ができ、普通に生活できていることに感謝し、誇りを持って、強く、たくましく生きていこうと。

 

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